特許管理
で
FileMaker

これまでは特許調査が必要なたびにIPDLや商用DBで検索をしていましたが、
・特許観点ごとの調査のため、過去に似た調査をしていても、観点同一でない限り結果を再利用しにくい。
・検索して集めた公報の中には不要なもの(ノイズ)が多く、内容確認と取捨選択作業が大変。
・調査を開始してから必要な公報を絞り込むまで、時間がかかる。
という問題点がありました。
特に、A社の製品Bに関する特許を見たい等、ピンポイントでちょっと確認したいときなどに困ります。

そこでFile Makerで、一度検証した特許情報を再利用しやすいDBを作りました。原則1件=1レコードです。
検索用のKWを格納するフィールドやリレーションの設定、スクリプトでDBの使用、メンテ時の制御の仕組みを加え、必要な特許データを流し込み、さらに公報1件ごとに、後の再利用を考えて検索KWを設定していきました。
また、一度請求項のキーポイントを検討し記載しておくと、後にすぐ再確認でき、結果を再利用できます。
この作業は件数が多いと大変ですが、結果使いやすいものになったと感じています。

File Makerは簡単でとっつきやすく、DB構築開始後に設計に違和感を感じて数回変更しましたが、スムーズにいきました。
とりあえず作りながら考えるのもOKです。
使う人が自分で作れるという点がすごくいいですね。

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ここでは、サンプルデータとして「たこ焼き器」の出願を取上げてみました。
IPDLで「発明の名称」に「たこ焼き器」を入れてみると、ヒット件数35件と手頃だったのと(2010.04末時点)、たこ焼きは誰でも知ってる?ポピュラーなもので、特許の内容も分かりやすいと思えたためです。

サンプル イメージ

FileMaker Patent DB
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